2012年7月28日土曜日

20120728運用経過

評価損益  ▲25,501円

運用利回り
初回入金来 ▲3.84%          

国内債券:46%
外国株式:24%
国内株式:15%
外国債券:9%
定期   :7%

まだ、月末ではありませんが、運用状況です。特に変化なし!って感じです。もっと国内債券を増やして、大きく損をしないバランスにしようかどうか考えあぐねてます。

2012年7月14日土曜日

減らさないポートフォリオ??

2ちゃんねるの 【SMT/eMAXIS/Funds-i】インデックスファンド

で見かけた投稿なのだが、これを読むと一般に流布されている推奨ポートフォリオは全体的にリスクをとり過ぎなのでは?と思ってしまうし考えさせられる。

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>673
減らさないポートフォリオとはどのようなものでしょうか?

まず,何を減らさないのかという点を理解しておかないといけない。数字上のお金が減らなければよいのかというとそうではない。
近年のデフレ状態をデフレ率-0.2%ととらえると,ほとんど増えない銀行普通預金も
0.205%くらいの資産価値がある。ネット定期なら0.4~0.5%くらいの実質的な資産価値がある。
だから,マイナスでもよかろうというのではない。普通の人間の感覚では,普通預金の利率は低くて,満足できないだろう。
かといって,銀行預金以外のリスク資産に分散したところで,いいつくされているかもしれないが,
プラスを維持するのは相当に難しいと言うことだ。

ある程度の長期間の運用ポートフォリオを見る際に,バランスファンドは参考になる。
株式の比率が20%~25%程度のバランスファンドについて,ここ10年の推移をみると,現在価格の上下の中で,-1%~+1.5%(年率)程度で
動くものが多い。リーマンショックと震災後,ギリシャショック後の悪条件が重なったことは
確かにあるが,それほど高いリターンをあげるものはにということだ。山崎氏の好きな簡便法として,バランスファンドに国内債券ファンドをプラスして,国内債券率をさらにあげてみると,
1%をくだらないことがわかる。2004年の国内債券のかなりのさがりの中でも,
リーマンショックの中でも,うまくくぐりぬけている。この10年には,相当にいろいろな局面があり,ポートフォリオ検証にはもってこいの
期間なのかもしれない。例として,ここ10年の資産別リターンと合計を載せてみる。
これから,そうはずれたリターンにはならないと思われる。大きなリターンは期待できないが,そこそこは期待できる。
(国内債券95%,国内株(日経)0.36%,外国株3.96%,新興国株0.69%)
新興国株はインデックス運用ファンドが見当たらないため,近いリターンのアジア株を選択した。

2004年 2005年 2006年 2008年 2009年 2010年 2010年 2011年 2012年半期
国内債券 -1.14% 0.82% 0.23% -0.32% 2.00% 3.09% 0.62% 1.79% 1.37%
新興国式 22.90% 5.01% 51.76% 34.63% 41.42% -58.50% 77.36% 9.40% -20.85%
国内株式 24.45% 7.68% 40.52% 7.25% -10.94% -41.61% 20.07% -2.21% -16.35%
外国株式 17.27% 10.90% 21.00% 20.98% 5.20% -55.21% 37.62% -2.22% -9.63%
合計  -0.16% 1.27% 1.55% 0.79% 2.35% 0.20% 2.68% 1.67% 0.72%

最近の1か月,3カ月,6か月,1年間の状況も,このどれかにだいたい近い。絶対はないだろうが,少なくともリスク資産というものに手を出しているにしては,
安全と言える範囲にあるのではなかろうか。これがいいということではなく,こんな配分なら,定期よりやや期待できるし,
悪いシナリオでも,数年で取り戻せる確率が高いということだ。過去はあてにならないが,ここ10年間が局面を試すためにとてもよい期間だと思われる
ので,あえて,紹介した。外国債券を入れるとよいバランスが保てず,さえないと思われる国内株式を
入れておくと,国内債券下落時の打ち消し作用が高く,外国株や新興国株の大きな下落を
同じ下落するもの同士の中でも和らげている。グラフにすると,わかるが,なだらかな右上がりで,割とでこぼこが少ない。

他人にどうぞ,というものではなく,自分にはこのリスクで,このリターン,この変化なら
定期預金に近い感覚でいられるということだ。心地よいポートフォリオで,推移を見ていても,落ち着いていられる。
ほどよい増え方をするからだ。そういう意味で,減らない(=あまり増えないが…)ポートフォリオと
呼んでみた。いろいろなシュミレーションをしてみたが,正直疲れた。株式内の配分をいじっても,それほど大きな影響はない。
大切なのは,やはり国内債券とのバランスだ。それに,流動性資産をどれほど確保しておくかだ。
山崎氏が,株式以外は,お好みでどうぞ。と書いていたが,お好みでは,危ない。
一旦下がってしまった資産を持ち続けると言うのは,とてもつらい。買い続けるのには,うれしいかもしれないが。
全体でプラスのまま,持ち続けられるポートフォリオ,そんな理想にはある程度
近いポートフォリオだと思う。(正確には,アセットアロケーションかな)