2012年9月29日土曜日

長割り終身保険についてのよもやま話

30代半ばに、それまで加入し続けいていた国内大手S生命の定期付き終身保険を見直そうと某保険見直し窓口に向かいました。

貯蓄性を兼ねたこの保険の説明を受けた時、利回りを考えると投資信託の方がよいのでは?と質問しました。

この問いに対して担当者は、投資信託の利回りは確実に保証されたものではありませんと至極真っ当な答えを返してきました。その後、遠からずリーマンショックが起こりました。

この保険に加入したのは2007年ですので、今加入するよりも安く加入出来てるのではと思います。(※平成22年11月値上げ)

しかしながら今のような低金利時代にこのような長期固定の利率商品を購入するのは、良くないという論調も多いですよね。

私の場合は15年払込で契約しましたので、残り10年の金利状況によって損得は決まってきます。
(果たしてどうなるか)

私見では、貯蓄癖がない人間(私のような)タイプに、この商品は向いていると思っています。

キュアの3大疾病特約解約→日本興亜終身がん保険に加入

キュアの3大疾病特約についてはガン保険の代替えとして加入していたものの、月2000円以上の支払い負担の割に一時金が50万では少ないなあ・・でも値上がり前のお得な掛け金で入っているしなあ(※1)・・などと色々悩みつつ放置していたのですが、特約を解約し新たにがん保険を単体で加入する事にしました。(ネクスティアの終身がん保険と、日本興亜生命の終身がん保険が候補)

まずは候補の二つの保険に加入をしてしまいました。
(どちらかが何らかの理由で加入出来ないことも考えて)

また、がん保険が実際に有効になるのは、約3か月の待機期間を経てからなので、、、

◆新たに加入した2つのがん保険が実際に有効になるまで(成約後90日後まで)健康診断は受けない

◆がん保険が有効になり、健康診断(腫瘍マーカー含む)の結果を受けるまでは、キュアの3大疾病特約を外さない(万一がんが見つかってしまった場合のため)

◆健康診断結果が良好であった場合は、キュアの3大疾病特約とネクスティアの終身がん保険を解約する

という方針を固め、新規保険の加入と詳細な健康診断実施及びその結果を受けての解約に半年がかりで臨みました。

結果、健診の結果は良好で、キュア3大疾病特約及び、ネクスティアがん保険は解約(見事に払い損)しましたが、がんへの対応は、日本興亜生命の終身がん保険にて月約2000円で、日額5000円+一時金100万円の保障を得る形を実現出来ました。

現在売り止めとなっている日本興亜生命終身がん保険は、当時評判は悪くないようでしたが、入院しなければ診断給付金がでないという難点があり、その点が最後まで引っかかりました。

しかしながら、一日も入院しないレベルのがんであれば大きな問題ないのでは?と加入を決断しました。

 ※1参考

※2参考

医療保険(オリックス生命「キュア」)の減額


オリックス生命の「キュア」に加入し5年が経過した昨年に自ら見直しを行った。
その際つらつら悩んだことを書いてみたい。

・先進医療を何らかの形で保険をかけるべきか。たとえば、現キュアを日額3000円に減額し、他の先進医療特約のついた医療保険に最低日額で加入する等。

⇒自分の加入した時は、キュアに先進医療特約は存在しなかった。結局未だ未加入。

・3大疾病特約をがん保険の代用とみなせるか

⇒値上がり※する前に加入しており、ネットでお得との記事を見かけたため解約を躊躇したが結局特約は外した。(別途、日本興亜生命の「終身がん保険」※2に加入した)


・終身か60歳払い済みか

⇒60歳払い済みにて加入して5年経過。。しかも日額7000円。こういう場合悩ましい。結局、5000円に減額するのみにとどめた。(現在月支払いは2875円、ちなみに終身にすると2000円くらい)


※1参考

医療保険CURE特約値上げ - 保険代理店の日記


※2参考

20120929運用経過


評価損益  9,356円

運用利回り
初回入金来 1.06%          

国内債券:58%
外国株式:22%
国内株式:13%
外国債券:7%


2012年9月11日火曜日

ドルコストを盲信しない

山崎元氏が大変参考になる記事を書かれていましたのでご参考まで。この事柄に限らないが一般に流布されてる事柄を鵜呑みしないように注意しなければと思わされる。

重要だと思うのは仮に時間分散しても、「積み上がった資産はその時点でのリスクに大いに晒されるのだ」ということ。そんな事を考えるにつけ、自分のリスク許容力は想像以上に低いと感じる。

ポートフォリオは今後、保守化の一途を辿る予定ございます。

第180回 ドルコスト平均法について整理する

「身も蓋もない言い方で恐縮だが、ドルコスト平均法は「平均買いコスト」に投資家の視点を集中させることで、投資対象が値下がりした時の「気休め」をあらかじめ提供している投資方法なのだ。」


同様の考察をする際、下記記事もとても参考になりますのでオススメです。


まつのすけ様のブログ「The Goal」の記事

長期積み立て投資は、本当に上手くいくのか?



「長期積立て投資が上手くいくかは、積立て終了・取崩し開始の前後の数年間のマーケット環境>に大きく影響する。そして、そんな先のことは誰にもわからない。」