2015年5月22日金曜日

リーマンショックの記憶とインデックス投資の難しさ



自分は、当時少額ながら投資信託を保有しており、リーマンショックを経験しました。2012年頃のアベノミクス前の自分のブログの記事を読み返すと、そのトラウマが強く影響し確定拠出年金の資産配分も保守的であろうあろうとする意思を感じます。

2007年~2008年のリーマンショック前もインデックス投資は今程ではないかもしれませんが十分話題になっていて、長期的に有用だという事で自分も積立をどんな配分をしようかとあれやこれやと考えてました。(今と変わりませんね)

ですが、リーマンショックでの下落の激しさは、はっきりいって巷に出回るインデックス投資本に書いてある事が全て、全く空虚なものに見える程のものでした。正直裏切られた感じもありましたし、関連のものはもう見たくもないという気持ちでした。

結果的に、その時やめずに続けていた人は大きな利益を得ていると思いますし、尊敬もします。
と同時に自分のように脱落した人間も多かったと思います。続けられた人は今も話題になりますが、やめた無数の人が裏にいるハズなのでそこが見えていない事を意識した方がベターでしょう。

そういう意味では、インデックス投資は始めるのは容易いですが、続けるのは難しい。 決して簡単ではないと思います。

特に自分のブログの過去投稿でリーマンショックのトラウマを裏に感じるのは下記記事でした。今のような好調な時期にこそ見返してみています。

その1 「減らさないポートフォリオ??


⇒2chの投稿の転載ですが、「一旦下がってしまった資産を持ち続けると言うのは,とてもつらい買い続けるのには,うれしいかもしれないが。 」 このくだりが好きです。



⇒山崎元さん、まつのすけさんの記事リンクです

「身も蓋もない言い方で恐縮だが、ドルコスト平均法は「平均買いコスト」に投資家の視点を集中させることで、投資対象が値下がりした時の「気休め」をあらかじめ提供している投資方法なのだ。」  ・・山崎元さま


「長期積立て投資が上手くいくかは、積立て終了・取崩し開始の前後の数年間のマーケット環境>に大きく影響する。そして、そんな先のことは誰にもわからない。」  ・・まつのすけさま



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