2021年3月20日土曜日

住宅ローン体験談③イオン銀行に決定!10年固定金利の罠とは?

 

前回に続いて住宅ローンの話です。

不動産業者紹介の某都市銀行と別途個人的に申し込んだイオン銀行に関して仮審査を無事通過、提示された金利の点と、イオン銀行住宅ローンの特色のひとつ「イオングループでのお買い物が5年間5%OFF」に魅力を感じていた私はイオン銀行に的を絞りました。

イオン銀行にした理由はもう一つあり、当時、期間限定でガン団信「上乗せ金利ゼロキャンペーン」をやっていたのです。(写真参照)

通常であれば、ガン団信を付加すると上乗せ金利が0.1%かかるところ、10年固定金利であれば固定金利期間の10年に限り上乗せ金利0%というもの。このキャンペーンに乗ればあくまで当初10年間に関してはほぼ変動金利並みの金利でガン団信のメリットも享受出来るというわけ。私が契約したころの金利で比較します。

<当初10年間>キャンペーン無し/ガン団信(0.1%)付加

変動金利 10年固定

0.670%   0.790%

<当初10年間>キャンペーン適用/ガン団信(0.1%)付加

変動金利 10年固定

0.670%   0.690%(+0.1%が免除)

というわけで、各種総支払見込み額のシミュレーションを出してもらい検討の上最終的には、元々がん家系で不安のある私はガン団信無料キャンペーンメリットを受けられる10年固定金利にしました。もちろん通期で見れば総支払額は変動金利の方が安いです。

ところで「(当初)10年固定金利」は一般に評判は悪いですというか、罠のようなものが仕掛けられていると言われる事もあります。

その理由のひとつが11年以降の固定金利特約が無くなった後の金利の優遇幅の問題です。この優遇幅が驚くほど銀行毎に違うため、銀行によっては11年目以降とんでもなく金利が跳ね上がります。イオン銀行は相対的に11年以降の優遇幅は大きい方(最大▲1.6% ※ガン団信つけると最大▲1.5%)ですので私は「アリ」と判断しました。

現在のイオン銀行の店頭金利(変動金利)は2.37%ですから、11年目以降の見込み金利は2.37%-1.6% で0.77%ですね。現在の変動金利の趨勢からは随分高いですが。

ちなみに、auじぶん銀行の場合、現在10年固定の金利は0.525%ですが、11年目以降の優遇幅は、▲0.8% です。ということはauじぶん銀行の店頭金利(変動金利)は2.341%ですから、2.341%-0.8% 、11年目以降の見込み金利は1.541%です。1%程度上昇します・・。こうなってくると10年で返済できる人向け限定と感じますね。。いずれもあくまでの現在の金利で計算してますので仮定のお話です。

次回は、ガン団信について少し触れて住宅ローン話を終わろうと思っています。

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